懐かしきカセットテープ   ~ Sony編⑤ ~  METALLIC

これまでSonyのカセットテープを掲載してきましたが
ここでやっと
初代AHFやBHFシリーズの世代最高級METALLICの登場
高価だったので、持っていないと思っていたらありました。
さすが最高級というだけあって
このシリーズの他の物とデザインが違いますね!
METALLICという事でゴールドを基調としていて
これは他社メーカーのメタルテープでも
同様にゴールドを基調としているものがあり
私のメタル=ゴールド(ベースの黒に金字)
というイメージはここから来ているのかも?
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テープ本体は黒ベースに金文字なのに、こっちは白ベースに金文字なんだ。↓
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多分INDEX面が黒だと白ペンで書かないといけないし、・・・
コスト的なものもあるだろうが
表のラベル面だけでもテープ本体と同じ(黒地に金字)にした方が
イメージが良かったような感じがするけど(高級感も増すし)
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さすがに35年も経つと傷みが目立ちます↓「お疲れ様です」って言いたくなる。
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そんな頑張った最高級テープに
なぜか?ジェフリー・オズボーンが収録されていて
書かれている曲目から「Emotionl」というアルバムが入っていたみたい
何でなぜか?っていうと
この当時Rockしか聞いていないはずで
SOULも聞いていたとは思わなかったからかな。

ちなみにアルバムの「Emotional」は1986年作なので
テープ製造年から、以前は別の曲が録音されていたと思う。
多分、高価だから録音を繰り返して使い回していたんだね~きっと。(涙)

いさ”聞いてみたらアレ?って感じ
いきなりPOPなサウンドが流れてきて何だコレ~?となり
INDEXの裏をみて納得!!
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ブラザー・ビヨンド!?
どおりでPOPなワケだ、4人組のイギリスのPOPグループだもん。
でも、このグループを知っている人少ないでしょう。
一発屋的感じで短命に終わったグループで「明日へのTRY」が
チャートの2位までかけのぼるヒットをとばしたが・・・

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どうやらここに収録された物はヒット曲「明日へのTRY」が
アルバムタイトルになっているので日本盤と思われます
本来のアルバムタイトルは「GET EVEN」のハズなので

実際聞いてみて、う~んという感じ
年数も年数なので仕方がないが
METALテープの良さが全くなかった!!
磁気テープの限界なのか?音質が悪い、音が小さい
以前感じたクロムテープの時と同じ
いや!それ以上のひどさで、高価なテープも今となっては意味がない感じ
というか現在のCDラジカセに疑問
カセットデッキなんだから、メタルやクロム対応機能も残すべきでしょう!

なんだかんだ言いながらノーマルテープの耐久性は驚異的
同じ時期のノーマルテープはここまでひどくなかったからね。
幸か不幸かお金がなかった為
メタルテープでの保存が少ないので大体のテープそれなりに聴けるけど
これが、メタルテープに沢山保存していたら目も当てられない結果に・・・。
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あ、さっきのブラザー・ビヨンドをなんで保存していたのか?
わかりましたよ。
U.Kソウル的ナンバー「Sometimes Good Sometimes Bad」
これが好きで録音したんだと思う、25年近く経つが
聴いた瞬間に「あ~、この曲!懐かしい!!」て思ったからねー
この曲なんとなくマイケル・ジャクソンあたりが歌ってそうなんだけど。


最後にプラケースも昔はこんな風に
開閉部分が斜めにカットされていたんだね
このメリットは、よくわからないけど・・・
あらためて、時代の流れをシミジミと感じました。
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